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February 23, 2004

オーディオ

F君の家に、e3こと浅井君と適当なワインを片手にお邪魔した。
オーディオマニアと化していた彼の家で聴く音楽は圧巻だった。
特に浅井君と僕の持参のそれぞれの音源の薄っぺらさに。(泣きそうでしたが、男なので心で泣きました)
ただ、それぞれの弱点が如実にあらわれていたので、心底、気をつけようと言う気持ちがわいたことが救いだった。
その後も、F君は、いろいろなセッティング、スピーカーやアンプを変えたり、位置を動かしたりして僕たちに説明してくれながら様々な音源を聴かせてくれた。
ワインはあっという間に空になった。

僕にもっとも音楽的に影響を与えてくれた人から「音楽を愛するものとして、その音楽に真摯に向き合うため、また、本当に楽しむために、最低限スピーカーとアンプはきちんとしたものを買うべきだ」と、言われてきた。(これは、大袈裟でなく本当なので、何百万もかけなくて良いと思うけど、とりあえずオーディオ専門店に自分の好きなCDを持って試聴してみて下さい。自分の好みの機器にあえたら演奏者が見えてくる感覚を体験できると思う)数年前、何回も何回もオーディオ屋を回り、愛聴盤を試聴し、ローンで自分の好みの機器を揃えた訳だが、セッティング等には重きを置いていなかった。今回、そういうことを含め、音楽に対して、もっと深く聴きこむ楽しさと、大切さを考えさせられた。ぱっと聴いて音質が下がっていることが認識できるmp3で聴くことが多くなっていたことも、手軽に楽しめるという意味では良いが、あきらかに音質以外もエンコードされてる気がした。

と言うわけで、今後は、鮮明な音という意味でなく、空気感や感情を大事にした上でのクオリティーの高い音作りを心がけようと思います。間違いなく、今後、クオリティーあがります(笑)。

そして、2年半ぶりに会った友人は、来月、お父さんになると言うことだった。この場を借りて心からおめでとうと言いたい。久しぶりに話したわけだが、物事に対する真摯な姿勢と探求心がそのままだったので、凄く嬉しかった。

投稿者 cvl : February 23, 2004 11:23 PM

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